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命が継承されたお酒

  • 2011-08-03 (水) 22:25
  • Blog | Photos
  • 作成者:Junco-san

私の仕事仲間に気仙沼出身の人間が3人います。

1人の女性は3月11日当日、六本木のオフィスで一緒に居ました。

辛うじてラジオからの情報で震源地を知りましたが、連絡も遮断の中で地獄のような時間が流れました。

壮絶な状況の中、家族の安否も確認できない日が続きましたが、数日後に命だけは無事の連絡。

その後も想像を絶するような大変な惨事を聞く度に人事ではなく、胸が潰れそうな思いは今も絶える事はありません。

「伏見男山」と「金紋両國」

彼女の遠縁にあたる酒屋さんの話を聞き、早速お酒を取り寄せてもらいました。

友人に飲ん平が揃っているのですが、とにかく「旨い!」「がっ~んとくる」「昔のしっかりした原点の日本酒だ」と大好評。

この津波で二代目とその妻はなくなり、店主の三代目は店のシャッターを辛うじて閉め倉庫の酒は守りましたが、三代目の妻を屋上の洗濯干場に逃がすのがやっとで本人は行方不明。

三代目妻と四代目とその弟で現在やっています。祖父母と身体をはってお酒を守ろうとした父の意志を受け継ぐ為に立ち上がった息子と家族の思いに胸が打たれます。

「負げねえぞ気仙沼」と書かれたラベルに込めた思い

「負げねえぞ 気仙沼」と書かれたラベルに込めた思い

当店は宮城県の気仙沼市の「すがとよ酒店」と申します。
この度の震災では店舗は全壊。祖父、豊太郎(91)と祖母、のり子(89)を亡くし父、豊和(61)は今も行方がわかりません。
今、気仙沼では皆必死になって復興させようと頑張っております。
当店も四代目店主 菅原豊樹(長男)英樹(次男)と三代目の妻 文子の3人で仮設店舗の営業を始めました。
「地震や津波なんかに絶対に負けたくない。必ず復興して大好きな気仙沼を取り戻す」
そんな気持ちからこのラベルが生まれました。
このお酒を手にするお客様にも「気仙沼の奮い立つ気持ち」を伝える事が出来ればと思います。
(書きましたのは当店の三代目店主の妻 文子です)


私のブログを読んで下さった皆様、本物の美味しい日本酒です。
是非、飲んで見て下さい。

すがとよ酒店 0226-24-1111(FAX兼用)ホームページ http://sugatoyo.com

純子SAN

Comments (Close):2

atsu-pon 11-08-04 (木) 21:37

何と言うことか・・・被災された方のお話は、あまりに悲しく凄まじく言葉を
失ってしまいますが、力強いラベルに志。友達にも言って取り寄せてみます。

純子SAN、元気で充実した夏休みを!ねっ!! 

junco-san 11-08-05 (金) 17:12

atsu-ponさま
力強く本当に美味しいお酒だったからこそ、こんなエピソードもアップさせて
頂きました。今こうして元気で居る私達が出来る事・・・何処へ行くのか解からない義援金よりも、こうしてしっかりと相手に届く事も大切な「1つ1つ出来る事」なのかも知れませんね!

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