昨夕は能舞台へ

ここは何処でしょうか?

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実は、表参道にあるお洒落な骨董通りを根津美術館方面へ少し歩いて

一つ目の信号を越えた左側に、ひっそりと佇んでいる由緒ある能楽堂です。

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通りの向かい側はこんな風情・・・

ここはヨーロッパのカフェテラスですか?

こんな素敵なスチュエーションに在る能楽研究所舞台へは、

縁があって12回目の参上になります。

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長年に渡り、親しくお付き合いをさせて頂いている

観世流の松木千俊さん主催の平成24年「松能会」です。

まずは仕舞から。

賀茂・巴・千手・班女と過去4回の唐織シリーズの曲を4名が舞い、

その後、今回の能「殺生石」シテはもちろん松木千俊。

前半の唐織の着物にためいきをつき、

後半のダイナミックな展開に感動しました。

素人の私でも、新年に松涛能楽堂で行われる「檀の会」と

年2回能に触れていますと伝わってくるものも違ってきて面白いですよ!

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普通はあり得ないのですが、公演後にワークショップも開催されます。

敷居の高い古典芸能に触れる事ができる機会でもあり、

今回は希望者に「面(おもて)」をかけさせて頂きました。

面の扱い方、視野等・・新しい発見が沢山あったようでした。


純子SAN