新春の能楽

昨日は、渋谷区松涛にあります「観世能楽堂」に出掛けて参りました。

暖かい午後の陽射しの中、庭に在ります白梅の蕾がほころび始めてゆったりと時間が流れていきます。

心地よさに浸って、写真で皆様にご覧頂けなかった事が悔やまれます。

新春の能楽1

檀の会は今年23回目を迎えます。重要無形文化財観世流シテ方、松木千俊さんが主催の能楽の素晴らしさを皆様と追及していこうという企画の会です。

私も半分以上は、このように新春の喜びの毎年実感させて頂いて参りました。

新春の能楽3

松木さんと初めて出逢ってから、十数年の歳月が流れました。色々な事がありましたが苦しく辛い事も楽しい事も心から話し合える貴重な友達です。

私の最初のステージから時間の許す限り見守って下さっています(もちろん昨年のリサイタルも)又、折にふれて彼の事はブログでご紹介していきたいと思っています。

宿命とはいえ、生まれた時から大変の修行の重ねで、今回もその集中力の凄さと刻々と増す深い芸術に感動しました。

私も今年は精進を重ねて頑張りますね!

 

純子SAN