
11月4日(金)午後、春のように暖かい京都に到着。
会場となるライブハウス「祇園JTN」は祇園の真中にあり、素晴らしいスチュエーションです。
しっとりとした風情の中で、身も心も祇園色に包まれていきます。

芸能の神様「辰己大明神」にまずはお参りをすませました。
「祇園JIN」は本当に贅沢なジャズライブ・ハウスで(週1回だけの営業)海外の有名なアーティストも多数出演していますが、きっと、この7階の大窓からの眺めに感嘆の声を上げた事でしょう!
リハーサルをしている時、黄昏に夕日が沈んでいく情景は言葉に尽くせませんでした。
中はもっと贅沢な作りで、ステージが正面にたっぷりとあり、客席は特注の椅子で限りがあり、すでにソールド・アウトの状態。
立って聴いて下さる方もいて初めての京都の夜「ラ・ヴィータ・夢の世界へ」の熱いスタートです。

ピアニスト江草啓介さんのエレガントで華麗な世界にどんどん導かれて、私もゆったりと歌い幸せな時間が流れていきます。

終わり近くなった頃、素敵過ぎるサプライズが!
祇園の舞妓さんの中でも、もっとも売れっ妓の舞妓「豆春」さんが花束を持っての登場で、会場は騒然となりました。
「豆春」ちゃんと呼びたい程、本当に可愛らしい舞妓さんでした。

舞妓さんは14歳から19歳までだそうで、それからは芸奴さんその後は、指導し育てる置屋のお母さんとなり始業式はあっても終業式はない、という話をお客様に伺い感激しました。

会場の皆様は一斉に写真写真撮影が(^^)ひとしきり続きました。
最前列で真剣に聞いて下さっていた素敵な紳士が、お習字の先生で何と!豆春ちゃんのお祖父様だそうで驚きました。
何よりのプレゼントを本当に有難うございました。

豆春ちゃんからのリクエスト「愛の賛歌」をアンコールに歌いました。
ピアニストの江草さんはとってもウイットに富んだ方でいつもリラックスさせて下さるのですが、愛の(賛歌)に(参加)させて頂きますとタイミング良く仰られて(^^)さらに和やかに締めくくる事が出来ました。
ツアー初日で初めての京都ライブ♪
こんな素敵な時間を共有させて頂く事が出来ましたは、沢山の方々のお力の賜物で心から感謝申し上げます。
純子SAN