
覚王山にあるジャズライブハウス「スター・アイズ」はジャズの老舗で、深い伝統を守っている知る人ぞ知るお店。
そのレトロな雰囲気と、音楽を心から愛すオーナーご夫妻のお人柄に魅了され、6月のツアー(6月5日)の時点で今回のコンサート(11月6日)の日時を決定してステージ上から告知という異例なスタートとなりました。

期待を何一つ裏切る事なく迎えてくれた「スター・アイズ」あったかくて(^^)何だかとっても自然体で臨めました。
今回は「junco’s・band」のバンマスでもある「園山光博」がサックス・フルート・クラリネット・ピアニカを持って加わり本当に「ラ・ヴィータ・夢の世界へ」です。
そして満杯のお客様を見て胸が熱くなると同時に、落ち着いてしっかりと頑張らなければと震えてしまいました。

今回の名古屋では、大切なお役目を果たさなければならない事がありました。
10月の中日スポーツの取材で「新曲の発表は名古屋でなさるのですか?」というインタビューに思わず「はい!」と答えてしまったのです(**)
約束は守らなければ。
未発表曲「シンフォニア」のお披露目がありました。

イントロではお兄ちゃんのクラリネットが加わり、もうすでに私の頭の中には情景が浮び上がっています。
遠い日々流れる雲よ 木漏れ陽の降るレンガの壁
雪解けの水の一滴 小さな川となり海へゆく
プレーディオ(前奏曲)貴方の残した
雪の足跡が消えてく ほんの小さな涙1つ
春色の空にとけて シンフォニア(交響曲)
この詩は2008年には出来ていて、曲はドラマーの上野義雄さんに仕上げて貰っていました。
ヨーロッパの匂いのする何とも清冽で素敵なメロディーです。

江草啓介さんは、ここ「スター・アイズ」には過去何回も出演。
何ともいい雰囲気でしょう♪
江草ファンも大喜び(^^)
私も嬉しいわぁ~♪
それなのに・・・お客様は皆、涙・涙。
私もつられてしまいそうになりましたが、胸に届いた喜びも同時に湧き上がってきました。
次回は東京で披露できる事がとっても待ち遠しい位!
どうか、お楽しみにしていて下さいね。

風のバラッドのクライマックス!サックスとの掛け合いの場面です(^_^)/
純子SAN