
新曲「シンフォニア」の発表です。
シンフォニアとはイタリア語で「交響曲」の意味。
英語ではシンフォニーですね♪
ドラマーの上野義雄さんの手でヨーロッパの匂いのする素敵な楽曲が2008年にはできていました。
縁あった芝居「流れる雲よ」に感動して詩がすぐにできました。
その前に歌わなければならない曲が続いていたのもあるのですが、私の中で今1つ、
表しきれない言葉の何か?の中で悶々と月日が流れていきました。
今年の震災以降、皆様も同じかと思うのですが、私自身の価値観が全く変わりました。

誰にぶつけようもない理不尽な別れ、愛する人を守る為に命を落としていった未来ある若者達。
そしてそれを取り巻く人間達のやりきれない思いをどうしたら昇華できるのだろうか?と思いめぐらす中で
「シンフォニア」という言葉が輝きを持って浮かんだのです。
そうだ!そうなんだ。慟哭ともいえる哀しみは空へ~シンフォニアとして昇華させなければ・・・
恨みも憎しみも怒りも地上に留めてはならない・・・
全て交響曲の中で浄化されて大きく空へ昇っていきますように題名は「シンフォニア」にしました。
一番の詩にあるプレーディオというのは前奏曲の意味です。

さて、次はお兄ちゃん「園山光博」のフルートのイントロから「後ろ姿」

今回「後ろ姿」では初めて「カネノブ・テツヤ」のしっかりとしたコーラスが加わり、
しっとりとした大人の世界が広がっていきます。
アンケートでも評判良くて嬉しかったな(^^)

アルバムの中でも人気の高い「ファンタ・スティコ!」素敵・最高と言う意味です。
掛け合いをする人間を探して居る時に(私が特殊な声なので?)只1人候補に上がったのが「カネノブ・テツヤ」でした。
ホント!かすれ具合もハイトーンもぴったりますます息は合ってきて、会場は大喜び!「ケ・サ・ラ」も良いね♪

今回シャンソンが少なくてごめんなさい。
来年はシャンソンだけのライブも計画中。
エディット・ピアフの「水に流して」は、ピアフが失意のどん底にいた時にシャルル・ディユモンが書いて贈り、
たちまちに気に入って歌い全世界の人々の心を動かしたという名曲。
「私は決して後悔しない」という原題ですが、力強く立ち直るピアフの生き方が浮かび上がり大好きな曲です。
お客様も喜んで下さり私も嬉しかった♪
純子SAN