1月29日日曜日。
恒例の新春能「檀の会」が盛会に終了致しました。
お父上からの継承で今年は25回目にあたります。
主催の「松木千俊」さんと長年に渡り親しくお付き合いをさせて頂いているご縁で私も毎年伺わせて頂いています。

写真は正面入り口に向かう右横にある「観世稲荷神社」
今年は特に印象的に輝いているように見えました。
今回の松木先生の「求塚」は完璧で鳥肌がたちました。
ご子息「崇俊」さんの「土蜘蛛」は若さが新鮮で、真摯さが伝わり何とも気持ちの良い余韻でした。

午後1時開演の5時過ぎに終演。
外に出るとまだ少し明るさの残る夕暮れ。
これが何とも清々しい匂いがするのです。
右手にある梅の木はまだ蕾が固く
今年の寒さに耐えているようで愛しく思いました。
夕闇が近づく渋谷松涛の街並みを歩くのも楽しみの一つです。

純子SAN