平成24年6月12日 浄土宗大本山増上寺大殿に於いて開催されました。
友人の西川瑞扇から
「実は昨年が丁度800年にあたりましたが、
震災によって延期になっていたものです。
100年に一回の行事ですので、
次の機会には存在していないと思いますと
感慨深いものがございます」
との案内を受け是非と思っておりましたので、
雨の中増上寺に向かいました。
瑞扇はプログラム最後の出番でした。
地唄「雪」は振りを神崎流、故川口秀子師が花柳春師に伝授し、
西川瑞扇が継承しました。
演奏は数々の賞に輝く米川敏子師です。
増上寺は素晴らしいお寺で「阿弥陀三尊」様を借景に
その懐に抱かれて舞う姿はそれはそれは美しいものでした。
琵琶・尺八・和太鼓・ビオラ・ピアノ・声楽・琴曲・雅楽・日舞と続いたプログラム
素晴らしい出演者達が最後のご挨拶に立ちました。
100年後はどんな演奏会になるのか・・・
浄土宗芸術家協会の発展をお祈り致します。
純子SAN